キャリア・転職

【ママ薬剤師】病院で働くメリット・デメリット:最強の職場?

ママ薬剤師が病院で働くのは、ハードルが高いと思われている方が多いのではないでしょうか。

確かに私自身も新人の時は、慣れるまでは大変でした。

ただママ薬剤師が病院で働くメリットもあると考えています。

そこで今回は、ママ薬剤師が病院で働くメリットデメリットについて紹介したいと思います。

メリット
  1. 病院によって常勤で17時前後で帰宅可
  2. 薬局よりも勤務時間は短い
  3. 多様な業務内容で飽きない
  4. 病院勤務だと院内のスタッフが多く、楽しい
  5. 患者に急かされることがほぼない
デメリット
  1. 当直・オンコール・日直がある
  2. 常勤の場合、年収が調剤薬局より低い
  3. 時間外の委員会活動がある
  4. 休んだ時に調剤薬局のように、応援といった調整がない

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メリット:病院によって17時前後で帰宅可

時間

病院にもよりますが、中小病院では17時前後で残業なしで帰宅できている病院が多いです。早出・遅出といったシフト制にしている病院もあります。

17時に帰宅できれば、夕食の準備する時間にも間に合います。

時短制度もありますので、16時に帰宅しているママ薬剤師さんもいます。

総合病院の規模ではまだ残業している病院もありますが、働き方改革で随分残業も減っていると聞きます。子育て世帯は優先して、帰らせてもらっていました。

メリット:薬局よりも勤務時間は短い

調剤薬局の勤務時間は、常勤であれば早くても定時が18時・19時までの求人をよく見かけます。ドラッグストアの場合はその勤務時間よりも遅いですね。

病院の方が拘束時間が短いのは魅力の一つですね。

メリット:多様な業務内容で飽きない

病院勤務ですと、業務内容が多様で、飽きがこないのも魅力の一つだと思っています。

いろいろな仕事をしたい方には向いていると思います。

病院薬剤師の仕事内容についてはこちらの記事をご覧下さい。

メリット:病院勤務だと院内のスタッフが多く、楽しい

チーム医療

医師・看護師・検査技師・放射線技師・理学療法士・栄養士・臨床工学技士・医療事務などスタッフも多く、みんなで楽しく仕事をしているように思います。

飲み会や病院旅行などイベントもあって、私自身も楽しく働けています。

薬剤部内の人間関係に問題があっても、他部署との関わりがあるので、気が紛れます。

メリット:患者に急かされることがほぼない

調剤薬局ですと、待たせている患者に急かされたり、怒鳴られるといった経験がありませんか。

私も調剤薬局で何度かそのような経験をして、急かされるのが大の苦手だと分かりました。調剤薬局に勤める友人の薬剤師にしてみると、それをこなすのが楽しいんだとか。これも向き・不向きがあるとな感じています。

ただし病院の規模にもよりますが、院内調剤をしている病院もあるので、そこは確認しておく必要があります。院内調剤が多いとそれもかなり忙しい職場になります。

他にも、急に退院などが決まって退院処方を作る場合や粉砕調剤する場合は急かされることがあります。

病院薬剤師のやりがいや魅力についての記事はこちら

デメリット:当直・オンコール・日直がある

当直

これも病院の規模にもよりますが、総合病院や大学病院になると当直や夜勤があります。

子供が3歳になるまでは免除となりますが、その後は当直に入らないといけません。

当直はなかなか厳しいですよね。中にはそれでも続ける先輩もいらしたので、すごいなと感心していました。

当直がない代わりにオンコール体制になっている病院が多いと思います。待機料が発生しない病院もあるそうなので、要注意です!

日直も病院の規模にもよりますが、総合病院クラス以上になると、日直をしている病院が多いと思います。小さな子供がいるとなかなか難しいですね。

中小病院や個人病院は日直がない印象です。

デメリット:常勤の場合、年収が調剤薬局より低い

資産運用

年収が低いのが最大のデメリットでしょうか。

ただしこれは常勤で務めた場合ですので、時短制度を利用したり、パートになると話が違ってきます。

病院勤務であれば、時短制度を利用しなくても、なんとか常勤でもやれるので、結果的には病院の方が年収が高いと考えています。

むしろ中小病院勤務の常勤のママ薬剤師は最強なのでは?と考えています。

当直がある総合病院ですと、当直をしない分お給料も下がります。

一方、当直のない病院は年収は変わらないので、むしろ当直がない病院の方がお給料が結果的に高いかもしれません。(当直をしない期間だけですが‥)

また長年勤務すれば、給料も上がりますし、有給も増えるので、ママ薬剤師でも稼ぎたい方には意外とおすすめです

ただ2人目を今回出産してみて、2人育児は相当大変なので、育休明けは時短制度をしばらく利用する予定にしています。周りのサポートや家庭内でしっかり話し合いたいところですね。

デメリット:時間外の委員会活動がある

時間外で委員会活動や勉強会に参加することがあります。

病院によっては働き方改革で全て時間内にする病院もあるので、一概には言えません。

調剤薬局もエリア別に会議がや勉強会があると聞きますので、病院・薬局も委員会活動に関しては同じ印象です。

デメリット応援といった調整がない

調剤薬局では、急遽欠員が出た場合、他の店舗から応援に来てくれることがありますが、病院は基本ありません。

子供の体調不良で急遽休むと周りに迷惑がかかってしまうので、

まとめ

ママ病院薬剤師が病院ではたらくメリットについて解説しました。

病院で働くことに少し興味を持って頂けたでしょうか。

業務に慣れてしまえば、ママ薬剤師さんに病院勤務はとてもオススメの職場です!

ぜひママ薬剤師さんも、転職や就職の選択肢の中に、病院も検討していただければと思います。

ABOUT ME
くすりすこ
30代の薬剤師ママです。2児の母。 総合病院で勤務した後、中小病院に転職。 育休2回を経験。病院薬剤師として働いています。 働く病院薬剤師の日常や子育てについて書いています。
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